「飲む前にコンビニ行ってウコン」なんてのはよくある話。ウコンを飲んでおけば、アルコールの消化が早いとか、酔い潰れにくくなるというイメージがあるようです。
実際、ウコンに含まれるクルクミンという成分が、肝機能を助け、アルコール分解の役に立つんだそうです。
筆者の周りにも「ウコン飲むようになってから二日酔いになりにくくなった」とか「ウコン飲み忘れたから大変だった」という声はよくあります。
ウコンの力はどれだけ効果があるのか?
ハウスのHPによると、ウコンを飲む飲まないで、1~2割ぐらいアルコールの検出量が違っているようです。これは結構大きいですね。
試験結果(要約)
- クルクミン30mgを配合した飲料(100ml)は、飲酒時に摂取することで、アルコール代謝の改善が認められる。
- 飲酒後の症状である、「顔がほんのり赤くなる」「気分が高揚する」など適度に気分の良い酒酔い状態になるが、平衡バランスが保たれ、頭痛等の不快な症状になる人が少ない傾向が認められる。
- 被験者の血液検査結果や試験中の体調に悪影響は観察されなかった。
出典:応用薬理 Vol.72 No.1/2 p31-38 (2007)
ただ、健康食品なので過信は禁物ですし、いくら効果があると言っても1割程度の話。飲んだアルコールがいきなりきれいさっぱり消えるわけでもありません。
次の日が楽になるかも、というだけで、その日の車の運転は当然ダメです。
飲んでみた感想
筆者もたまに飲みますが・・・よく分かりません(^^;
個人差もあるでしょう。
それよりも空きっ腹にアルコールの方が危険ですね。