800px-JMA-220スピード違反の取締りとして一般道で主に行われているのが、レーダーによる取り締まりです。

いわゆるネズミ捕りというやつです。

スピードを測るレーダーを設置して、そこを通った車の速度を測り、違反していた車を先の方で止めるという、いつものやつです。野球で言うところのスピードガンみたいなものです。

レーダー探知機の原理

この取り締まりに使われているレーダー(電波)の周波数は、決まったものが使われています。Xバンド(10.525GHz)と呼ばれる周波数で、この電波をキャッチできれば、「近くで取締りが行われているぞ、注意だ」となるわけです。

ちなみに、一般に市販されているレーダー探知機は、海外の取締り電波(Kバンド、24.200GHz)にも対応しています。将来的に日本で使われる可能性があるということで、こちらにも対応しているものが一般的です。

レーダーが役に立たない? ステルス式

スピード違反の取締りは、測定器を設置してレーダー波(電波)を照射するわけですが、この電波は「車が通った時にだけ、ピンポイントで照射して測定する」のが今では一般的なやり方です。常に電波を出しているわけではなく、車が通りがかったときに初めて電波を発射するのです。

ということは、車が通らない限り、電波が出ない(=レーダー探知機が反応しない)のです。この「車が通ったときだけ電波を発して測定する仕組み」ステルスと言います。

この場合、前に車がいないと、レーダー探知機では事前に反応することができないのです。

いくらレーダー探知機が付いていても、前に車がいなかった場合は電波が出ていないので、反応しません。自分の車が通った時点でレーダーが発射される(=反応する)となるため、事前に気付きにくいのです。そして、「レーダー波をキャッチした=自車が測定されている」となりますので、その時点でスピード違反に気が付いても、手遅れです。

ステルスの場合、特徴として「急に電波が立ち上がる(強くなる)」ので、その点を生かして「ステルスに反応する」というレーダー探知機が市販されてはいますが、それが自車に対する電波だったらどうしようもないのは言うまでもありません。

あくまで、前に車がいた場合に有効なのであって、探知機は万能ではありません。

が、いつもと同じ道を通っているのに、レーダーの反応がいつもと違う・・・こんなときは、注意した方がいいですね。レーダー探知機も役に立つことはあるんです。

GPS搭載機種だとある程度カバーできる可能性が

GPS搭載機種は、ループコイル式のオービスに反応するだけではありません。

スピード違反の取り締まりは、やる場所が大体決まっています。「またあそこでネズミ捕りやってる」と思ったことのある人は多いんじゃないでしょうか。

警察も気まぐれで場所を選んでいるわけではなく、取り締まりやすい場所を選んでやっています。違反しやすいところ、警察が隠れやすいところ、違反した車を止めておく場所があるところなど、取り締まりに適する場所でやっています。なので、同じところで何回もやるのが一般的なんです。

その「よく取り締まりやってるエリア」をデータとして格納し、付近を通った際に「取り締まり重点エリアです」といったアナウンスをしてくれる、これがGPS搭載機種のメリットの1つです。もしかすると、取り締まりを事前に察知できるかもしれないですから。あくまで「かも」ですが、見ず知らずの土地に行く際、この機能はありがたいんじゃないでしょうか。