駐車禁止違反と言えば、「レッカーで勝手に移動させられて、そのレッカー代を払わなければいけない」という話がよくあります。
近年は民間委託の駐車違反の取締りが多くなってきたので、レッカー移動の事例は少なくなっているようですが、それでもレッカー移動がなくなったわけではありません。
レッカー移動にも決まり・ルールがあります
法律上、レッカー移動の距離は「50m以内」と定められています。しかし、保管している旨を伝えればこの50mを超えてもいいことになっています。
実際、50mで済まされるケースは稀で、ほとんどの場合は50mを超えて移動&保管されます。
レッカー移動されている場合は、どこに保管されているか記されているはずです。
50m以上勝手に移動されたら車がどこにいったか分からなくなりますから、当然と言えば当然ですが。(^^;
レッカー代の相場
レッカー移動された後、その車を引き取るためには、「駐車違反の反則金+保管代(駐車場代)+レッカー代」を支払うことになります。
レッカー代はケースバイケースですが、15,000円前後が多いようです。
「駐禁で反則金払わないといけないのに、更に勝手にレッカー移動させられた分のお金まで払わないといけないのはおかしい!」と思うこともあるかもしれません。しかし、レッカー移動は駐禁に対する措置として行われたものなので、支払いを免れるのは難しいです。
結果、トータルで3万円前後の出費になります。がっくし。