初心者マーク完全ガイド 貼り方、貼る場所、違反点数と反則金(罰金)一覧表【初心者標識表示義務違反】

初心者マーク、正式には初心運転者標識といいます。

葉っぱのような形と色をしていることから、若葉マークとも呼ばれることもあります。

初心者マークを貼り付けなかった場合の違反

普通免許取得から1年間は、運転する車に初心者マークを貼り付けなければいけません。この違反、正式名称は「初心者標識表示義務違反」といいます。

要するに、「初心者は初心者マークを貼らないといけないのだから、貼ってなかったらダメですよ」ということです。

初心者標識表示義務違反の点数と反則金

違反内容 違反点数 反則金
初心者標識表示義務違反 1点 4,000円

初心者マークの違反の罰則は、点数が1点、反則金は4,000円です。

軽微な違反ではありますが、点数も反則金もきっちりあります。

初心者マークを貼らないといけない期間

貼らないといけない期間は、1年です。

普通免許を取得してから1年間は、初心者マークを貼らないといけません。但し、途中で免停があった場合、その期間はカウントされないので、免停になった人は取得後1年以上貼らないといけなくなります。

1年以上貼ってもいい

初心者マークは、普通免許取得から1年間は貼る義務がありますが、それ以降については貼る義務はありません。

だからと言って、「貼ったらダメ」ということではありません。初心者じゃないのに貼っていた、ということで捕まることはありません。

例えば、ペーパードライバーで免許取得から1年以上経ってるけど、運転が不安だから初心者マークを貼っておく、というのはダメではありません。この場合のペナルティはありません。

初心者マークを貼るメリット

初心者マークは、ただ初心者であることを示すためだけではありません。貼るメリットは2つあります。

1.違反にならない

貼るのが義務なので、当然と言えば当然ですが・・・(^^;

検問で「はい、免許見せてー」と見せた後、そこで初心者ということが分かると、車の前後に初心者マークが貼ってあるか確認されます。

そこで貼ってなかったりすると、「貼ってないねー」ってことになり、青キップを切られることになります。

運がよければ、スルーしてもらえることもある・・・かも・・・。

2.初心者マークの車は、保護される

初心者マークの貼ってある車を見ると、「あっ、初心者だな、運転に慣れてないし、気を付けよう」と思い、車間距離を多めに取るなどして注意します。

法律上も、周りのドライバーは、初心者マークを貼ってある車に対して、ちゃんと初心者として扱うよう、保護するようにしなければならないとされています。これは単なる心遣いとしてだけでなく、交通違反の1つとして定められています。

初心者マークの車に幅寄せしたり急に割り込んだりすると「初心運転者等保護義務違反」となり、捕まります。

違反内容 違反点数 反則金
初心運転者等保護義務違反 1点 大型車 7,000円
普通車 6,000円
二輪車 6,000円
原付  5、000円

初心者マークを貼らなかった違反より、初心者マークの車を妨害した違反の方が大きいです。事故に繋がる可能性を考えたら、確かにそうなんですけどね。

もちろんですが、ペーパードライバー等で初心者マークを貼る義務のない人が貼って運転していた場合には、この違反は該当しません。あくまで、初心者が運転している場合に限ります。

初心者マークの貼り方

車に貼るだけでしょ?と思われるかもしれませんが、実はここにも、法律で決められた基準があります。貼り方にも決まりがあるんです。

貼る位置

車の前後に、地上からの高さが40~120cmの間

低すぎても高すぎてもダメです。見やすい位置に貼ることが大事ですからね。

あと、忘れがちなんですが、前と後ろの両方に貼らないといけません。前だけとか、後ろだけってのはダメです。

側面には、貼ったらダメという決まりはないので貼ってもいいんですが、初心者マークを貼る義務があるのは前と後ろなので、側面に貼っていても、貼ったことにはなりません。

貼るときの注意点

初心者マークには、マグネット型と吸盤型とあります。磁石でペタッとくっつけるか、吸盤でガラスの内側に貼るか、という違いなんですが、それぞれに注意点があります。

マグネット型は、跡に注意

初心者マークで一番メジャーなのが、マグネット型です。ボディにペタンと貼り付けるだけなので、簡単です。100均に売ってるので、入手もしやすいです。

しかし、マグネット型の場合、長期間貼り続けると跡が残ります。数日とかなら気にならないんですが、半年とか1年とか貼ってると、確実に跡が残ります。

原因は、初心者マークの周りについた埃が、車の振動でボディをこすってしまって、跡になるようです。筆者は1年間貼りっぱなしにしていたので、ボンネットにマークの跡が残ってしまいました・・・。

跡といっても薄い傷なので、コンパウンドでこすれば消えそうなものではあるんですが、大事な車ですから、跡がつかないに越したことはないですよね。

マグネット型の初心者マークを貼っている場合は、月に1回くらいは初心者マークを剥がして、きれいにして、また貼りなおすようにすると、傷がつきにくくなります。

吸盤型をフロントガラスに張るのは、厳密にはNG

マグネット型の他に、吸盤式の初心者マークもメジャーです。フロントガラスやリヤガラスに貼ってある車をよく見かけます。

しかし実は、フロントガラスに吸盤式の初心者マークを貼るのは、NGなんです。

道路運送車両法の保安基準によって、フロントガラスに貼ることができるものが厳密に定められています。フロントガラスに何でも貼ってしまうと、視界が妨げられて運転に支障が出るということで、貼っていいものが細かく定められているんです。

フロントガラスに貼ってあるものと言えば、真ん中の上に車検のステッカー、左上に法定点検のステッカー、あとはETCやカーナビのアンテナが思いつきます。これらは法令で「貼っていいもの」として定義されているから、貼っていいんです。当たり前のようにあるステッカーやアンテナ類は、実は細かく定められたルールの上で、貼っていいものなんです。

最近はドライブレコーダーを貼り付けている車も増えてきましたが、これも貼っていいものの1つです。

また、貼ってもいい物であっても、それぞれ貼れる位置が決まっています。例えば、ETCのアンテナやドラレコの場合は、「フロントガラスの上から20%以内の範囲または下から150mm以内の範囲」に限られています。フロントガラスのど真ん中にドラレコ貼り付けるのはNGです。ま、視界の邪魔だからそんなことをする人は少ないでしょうけど・・・。

で、初心者マークは、貼っていいものには含まれていないので、ダメなんです。

実際のところ、フロントガラスに初心者マークを吸盤で貼っている車はたくさんいますし、それで捕まるということも滅多にありません。現実には黙認されている感はあります。

ちなみに、リアガラスはそこまで基準が厳しくないので、吸盤型を貼っても何の問題もありません。

但し、スモークフィルムなどでガラスが暗くなっていたり、ほぼ真っ黒だった場合、初心者マークが貼ってあってもマークがほとんど見えない、ってこともあります。この場合は、貼ってないとみなされてしまう可能性があります。貼ってあっても、後ろの車から見えなきゃ意味ないですからね。(^^;

1年間は、ちゃんと貼ろう

初心者マークは、貼る義務があるから貼らないといけないけど、なんかダサいし、嫌だな・・・って思うかもしれません。

でも、初心者であることを周りの車に知らせることは、意外と重要です。他の車が初心者マークを見て、向こうから距離を取ってくれるので、接触事故の確率が減ります。これは初心者マークの効果と言えるでしょう。

初心者マークは100均などで安く手に入ります。これだけで事故に遭う確率が減るのですから、そのコストパフォーマンスはすごいものがあります。もし事故ったら、どんなに安くても数万円~というお金が飛んでいきますからね。

かっこ悪いと思うかもしれませんが、最初の1年だけです。1年なんて、あっという間に過ぎていきます。

ただ、マグネット式は跡が残ることがあるので、それだけが難点です。こまめに貼り直しをしましょうね。

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